2025.12.10 セミナー･フォーラム・シンポジウム

令和7年11月22日（土），信州大学松本キャンパスにて，今年度の学生交流セミナー「大学生とフェイクニュース～虚構新聞から学ぶ情報リテラシー～」を開催しました。
今回は，現実と虚構の境界を描くWebサイト「虚構新聞」社主のUK氏 を講師としてお迎えし，フェイクニュースがなぜ信じられるのか，その仕組みについてわかりやすくご講義いただきました。

当日は対面と，講義のみZoom配信するオンラインのハイブリッド形式で開催し，合計23名の学生，教職員の参加がありました。
参加者は，昨今の情報化社会の中で常に求められる情報リテラシーを，発信する側と受け取る側それぞれの視点から考え，理解を深めました。講師が講義の中に埋め込んだ「フェイク」には騙されてしまった参加者も多く，「騙される」ということを体感的に学ぶこともできました。
また，講義に続いて行われたワークショップでは，虚構記事を作成するポイントについて具体的な指導を受けながら，それぞれが独自性あふれる虚構記事の作成に取り組みました。

参加者はみな，全体をとおして終始和やかな雰囲気の中でも「ファクトチェック」の視点や重要性を再認識することができたようで，大変充実したセミナーとなりました。

信州まで足をお運びいただきました講師のUK様，ご参加いただきました皆様，誠にありがとうございました。