在学生・卒業生の話

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プロフィール

  • 松本歯科大学
  • 2013年卒業
  • 歯学部
  • 歯科医師
信州は大切な第二のふるさと
  • 名前
  • 杉本 有加(卒業生)

私は松本歯科大学で6年間、歯科医学の勉強をしました。臨床における基礎知識から患者様への対応の仕方などさまざまなことを学び、歯学と医学は密接に関係していて歯科医療が健康長寿社会に果たす役割が大きいことを実感しました。

私は大阪出身ですが、信州は夏でも爽やかな気候で、冬にはウィンタースポーツが気軽に楽しめ、自然環境が素晴らしいと思います。北アルプスをはじめとした山々、爽やかな空気…、季節の移ろいを感じながら過ごす、ゆったりとした時間の流れは独特のものがあります。そんな自然豊かな環境の中で、単科大学ならではのアットホームな校風も手伝って、溌剌として勉学に励むことができました。冬はもちろん寒く、足を滑らせたことも数えきれませんが、それも今となっては良い思い出です。部活は弓道部に所属していました。長野県は弓道が盛んで関連施設も多く、他大学との交流もあって、楽しく真剣に取り組むことができ、大学生活がよりいっそう充実したものになりました。そうした思い出がいっぱい胸の中にあって、私にとって信州は大切な第二のふるさとです。
2013年に卒業し、歯科医師免許を取得して、大阪歯科大学総合診療科にて研修修了後、現在は兵庫県宝塚市の歯科医院に勤務しています。食べものをよく味わって食べるという行為は人間の幸福につながるもので、それには口腔ケアが欠かせません。患者様に「ありがとうございました」と笑顔で言われると、歯科医師になって本当に良かったと思います。まだまだ勉強不足で出来ないこともたくさんありますが、大学で学んだことを礎に、少しずつ確実に成長していきたいと思っています。