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FDセミナー・市民開放セミナー(旧:K³茶論)

2009年7月30日
モンゴル現代文学手稿のデジタル化による保存と復元の可能性について
[再生時間]37分55秒
[講師]芝山豊先生 (清泉女学院大学人間学部教授)
1987年、芝山先生は小説「黒い岩」(D.ナツァグドルジ)の謎の塗り潰し部分について解明を依頼され、2006年に紫外線、赤外線、可視光の反射と透過によるスキャンデータをようやく取得し、コンピュータ解析と目視による判別作業を行いました。その結果、塗り潰し部分の完全な復元はできなかったものの、手稿保護の重要性と「黒い岩」手稿に関する論争の解決可能性を示し、その他にも評価変更が求められるべき作品があることを明らかにされました。
以上のような背景をもとに、近現代の紙資料は時間に耐える素材特性を持たないうえ、その重要性に対する共通理解が十分に形成されていないという問題と、現代文学の手稿のデジタル化の必要性について述べられました。今後のICT革新がこの事業の支えになることは間違いなく、『K3茶論』のような学域横断的な意見交換の場で新たな手稿復元法、データ分析法、WEB公開法などに対して貴重な助言が得られることに大いに期待したいと述べられました。
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2009年7月22日
草の根長期海外留学推進:現場の取り組み
[再生時間]36分25秒
[講師]粂井資行先生 (信州大学繊維学部特任教授)
信州大学繊維学部の国際化の取り組みとして、グローバルCOEや国際若手研究者育成拠点といった国際化プロジェクトや、英語力の向上を目指したTOEIC受験の義務付け、e-Learningの積極的な利用等について紹介がありました。
次いで、海外留学促進の取り組みとして「ダブルディプロマプログラム」「文部科学省長期海外派遣プログラム」の紹介の後、文科省のプログラムでウィスコンシン大学博士課程に留学している学生にインターネット経由でビデオ出席してもらい、米国の大学における教育・研究の指導の紹介やTA制度等について質疑が行われました。
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2009年7月 2日
ICT活用教育と著作権
[再生時間]57分26秒
[講師]尾崎史郎先生 (放送大学ICT活用・遠隔教育センター)
「著作権」というのはよく目にする言葉ですが、何が著作権の保護の対象となるのか、また、著作権とは何を保護する権利なのかを、特に教育現場において問題となる「複製」や「公衆送信」などについて、具体例を交えて解説をいただきました。
さらに、「教育機関における複製」や「教育機関における公衆送信」など、教育機関に対して認められている著作権の権利制限の説明や、サーバ蓄積型のeラーニングは、著作権法が規定する「教育機関における著作権の権利制限」の対象とならないこと、また、法律で定められた条件を満たした「引用」は複製や公衆送信が可能であり、eラーニングに有用であることなど、ICT活用教育で特に気をつけるべき点を重点にお話いただきました。
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2009年6月18日
自然災害から何を学ぶか
[再生時間]19分42秒
[講師]小坂共榮先生 (信州大学理事)
近年に起きた信州での災害や、古文書による災害発生場所とその地区の地質学的構造から、自然災害は地層・岩石の成り立ちや構造と非常に大きな関係があることを紹介されました。
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2009年6月18日
学生たちと、歩いて歩いたフォッサマグナ
[再生時間]48分35秒
[講師]小坂共榮先生 (信州大学理事)
信州には、フォッサマグナや中央構造線が通るほか、水内(みのち)帯と呼ばれる日本でも非常に珍しい大規模な褶曲(しゅうきょく)帯があります。先生は信州の自然を歩きながら、この水内帯を形成する礫(れき)の集積を調べ、フォッサマグナに関する研究を進めてこられました。また、学生達と共に歩く中で、学生が500万年前や100万年前のゾウの臼歯の化石を発見したことや、研究を進めながらの学生とのふれあいについても紹介されました。
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2009年5月21日
学生の学びとコンピュータ~ICT活用と自由で確かな学び~
[再生時間]37分47秒
[講師]矢部正之先生 (信州大学全学教育機構長)
多様化する学生に対する教育の質保証という問題提起と、信州大学の現代GPの取り組みである「教育の質保証とICT活用」の成果を中心に、ICTを活用した単位制度の実質化や教育の質保証について解説、さらに、ICT活用教育全般にわたりお話いただきました。
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