お知らせ

連続講演会 第2回「発達障害のある大学生の立場から」を開催しました

2012.06.27 セミナー・フォーラム・シンポジウム 一般 大学生 教職員

  6月22日(金)16時20分より、連続講演会「発達障害のある学生への支援」の第2回「発達障害のある大学生の立場から」を開催しました。今回は,発達障害の診断があり、大学卒業後、結婚、子育てを経験、資格取得のために再度大学を卒業し、現在は就労支援員・精神保健福祉士として活動されている笹森理絵さんをゲスト講師にお迎えしました。大学生活や日常生活でどのような困り感があるのか,ご自身の体験談をもとに写真や動画を使いながら具体的にわかりやすくお話しいただき、望まれる支援のあり方についてご講演いただきました。

  本講演は、メイン会場の信州大学松本キャンパスから、遠隔講義システムを用いて県内8大学11会場にリアルタイム配信され、加盟大学の教職員・学生に限らず、県内の教育関係者や一般市民などの外部聴講者を含む計143名が参加しました。

  今回の講演会の内容は、後日このホームページにて公開する予定です。

 

講師の笹森理絵さん
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コーディネーターの信州大学教育学部 高橋知音教授
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信州大学松本キャンパス会場の様子
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信州大学教育学部会場の様子
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◆第3回目以降の予定は以下のとおりです。(詳細・申込み方法については決定次第あらためてご案内を掲載いたします。)
【第3回】「卒業後に向けた支援-就職支援、進路支援」
 日時:平成24年10月3日(水)13:00~14:30
 講師:高橋知音(信州大学教育学部教授)
  発達障害のある学生の「卒業後」について考えます。進学や転学部などをどう考えるか、就職に向けての支援、利用可能な専門機関や制度を紹介します。

【第4回】「大学として何ができるか、どこまでやるべきか」

 日時:平成24年10月31日(水)13:00~14:30
 講師:高橋知音(信州大学教育学部教授)
  発達障害のある学生の学生生活を支えるために、大学として何ができるかを考えます。支援者としては、どこまでやるべきかと悩むこともあります。発達障害のある学生が増えていく時代の中、支援のあり方について考えていきたいと思います。