お知らせ

連続市民セミナー第8回「噛むことで健康に-食育を地域に広める-」が開催されました!

2016.07.22 FDセミナー・市民開放セミナー(旧:K³茶論) 一般 大学生 高校生 教職員

平成28年6月14日(火)16時半から、県内9大学連続市民セミナ
―「健康長寿を考える」の第7回目を開催しました。
   今回は松本歯科大学摂食機能リハビリテーションセンター長の
蓜島 弘之准教授を講師として迎え、「噛むこと・飲み込むこと・
食べること-食べる障害への支援-」をテーマとして講演しま
した。
蓜島准教授は、始めに食道にうまく食物を飲み込めない映像を紹介し、
摂食・嚥下障害について症状、主な原因を具体的に説明されました。
  
次に予後に関するデータを用いて、口腔内の汚れが誤嚥性肺炎の発症に
関連すること、口腔ケアの実施によって、誤嚥性肺炎による発熱の減少、
また、誤嚥性肺炎に限らず、各疾患においても口腔ケアにの実施は予後の
経過に非常に効果があることを述べられました。
加齢による口腔、のどの筋肉の老化等、食べることの老化による原因も
摂食・嚥下障害の発症につながる原因となることが大きいことに触れられ、
予防の概念から、年をとる前に食べる機能の筋力を高めることが重要だと
し、嚥下障害を生じにくくするいくつかの筋肉トレーニングを写真ととも
に紹介していただきました。
   参加者からは「口腔ケアの大切さが良くわかりました。嚥下障害にな
らないための筋トレもしたいと思いました。」、「嚥下障害について考
えたことがなかったので、このような機会で学ぶことができて良かった
です。」との声が寄せられました。
   今回のセミナーは松本歯科大学をメイン会場に、信州大学
(松本キャンパス・教育学部・工学部・農学部・繊維学部)、佐久大学、
諏訪東京理科大学、清泉女学院大学、長野大学、へ遠隔配信され、あわせ
て49名の参加がありました。
   連続市民セミナー第8回目は7月12日(火)16:30~18:00、
松本歯科大学 増田 裕次教授を講師として迎え、「噛むことで健康に
-食育を地域に広める-」と題して開催します。
まだお申込みでない方はぜひ下記フォーム、またはお電話でお申込みください。
多数のご参加をお待ちしております。


平成28年6月14日(火)16時半から、県内9大学連続市民セミナ
―「健康長寿を考える」の第7回目を開催しました。
   今回は松本歯科大学摂食機能リハビリテーションセンター長の
蓜島 弘之准教授を講師として迎え、「噛むこと・飲み込むこと・
食べること-食べる障害への支援-」をテーマとして講演しま
した。
蓜島准教授は、始めに食道にうまく食物を飲み込めない映像を紹介し、
摂食・嚥下障害について症状、主な原因を具体的に説明されました。
  
次に予後に関するデータを用いて、口腔内の汚れが誤嚥性肺炎の発症に
関連すること、口腔ケアの実施によって、誤嚥性肺炎による発熱の減少、
また、誤嚥性肺炎に限らず、各疾患においても口腔ケアにの実施は予後の
経過に非常に効果があることを述べられました。
加齢による口腔、のどの筋肉の老化等、食べることの老化による原因も
摂食・嚥下障害の発症につながる原因となることが大きいことに触れられ、
予防の概念から、年をとる前に食べる機能の筋力を高めることが重要だと
し、嚥下障害を生じにくくするいくつかの筋肉トレーニングを写真ととも
に紹介していただきました。
   参加者からは「口腔ケアの大切さが良くわかりました。嚥下障害にな
らないための筋トレもしたいと思いました。」、「嚥下障害について考
えたことがなかったので、このような機会で学ぶことができて良かった
です。」との声が寄せられました。
   今回のセミナーは松本歯科大学をメイン会場に、信州大学
(松本キャンパス・教育学部・工学部・農学部・繊維学部)、佐久大学、
諏訪東京理科大学、清泉女学院大学、長野大学、へ遠隔配信され、あわせ
て49名の参加がありました。
   連続市民セミナー第8回目は7月12日(火)16:30~18:00、
松本歯科大学 増田 裕次教授を講師として迎え、「噛むことで健康に
-食育を地域に広める-」と題して開催します。
まだお申込みでない方はぜひ下記フォーム、またはお電話でお申込みください。
多数のご参加をお待ちしております。

   平成28年7月12日(火)16時半から、県内9大学連続市民セミナー「健康長寿を考える」の第8回目を開催しました。


  今回は松本歯科大学の増田 裕次教授を講師として迎え、「噛むことで健康に-食育を地域に広める-」をテーマとして講演しました。

 

第8回写真 (10)編集.JPG

   増田教授は、始めに咀嚼・嚥下の流れを映像を交えて紹介し、健康な人がずっと健康でいられるように、咀嚼(よく噛んで食べること)が大切であることについて説明されました。


   次に、よく噛んで食べることの大切さを広めている増田教授が提案している、「カムカムメニュー」を紹介しました。カムカムメニューは松本歯科大学の学生食堂でも提供されていると同時に、一般の方向けにも作品の募集をし、過去の入選作品の紹介がありました。


  よく噛んで食べることが、栄養補給、内臓の機能を守ることに大切なことから、咀嚼運動の特徴や食べ物の感覚について、骨格や筋肉の構造図などを用いて、参加者にも実際にあごの骨格の動きを確認してもらいながら、わかりやすく説明されました。


   食べる時に認知をしてさまざまな感覚を得ることも、大脳を働かせることにとても重要なことであると述べ、また、加齢による咀嚼機能の低下については、歯をなくさないようにすることも大切であるが、カムカムメニューで硬く感じるものをよく噛んで食べ、咀嚼機能が低下しないようにし、噛むことと同時に食材を意識して、日々の食生活の管理をすることを提唱しました

 

   参加者からは「よく噛んで食べることの大切さを改めて認識しました。」「噛むことを意識することが、脳に働きかけることであることを知り、今後もっと意識していきたいと思いました。」との声が寄せられました。


   今回のセミナーは松本歯科大学をメイン会場に、信州大学(松本キャンパス・教育学部・工学部・農学部・繊維学部)、佐久大学、諏訪東京理科大学、清泉女学院大学、長野大学へ遠隔配信され、あわせて49名の参加がありました。

 

こちらから当日の講演はご覧いただけます

当日の講演は こちら


   連続市民セミナー第9回目は8月9日(火)16:30~18:00、信州大学医学部附属病院から2名の看護師長を講師として迎え、赤羽 治美看護師長から「自分らしくよりよく生きる」、丸山 貴美子看護師長から「感染症から自分と家族の身を守る」と題して開催します。

 

   まだお申込みでない方はぜひ下記フォーム、またはお電話でお申込みください。多数のご参加をお待ちしております。


◆ 申し込み方法

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TEL:0263-37-2427(受付時間:平日8:30~17:00)
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