
松本看護大学

医療を取り巻く環境に目を向けると、少子高齢化の進展、医療技術の進歩、急速に進む超高齢化社会等により社会の状況は大きく変化し、医療の果たすべき機能は急性期看護、リハビリテーション医療、在宅医療、地域における看取りなどといった支援に加え、保健医療福祉分野の多職種によるチーム医療の提供が求められるなど、地域医療の果たすべき機能や提供の場が拡大・複雑化しています。
本学ではそんな社会に適応するため、専門的職業能力や豊かな人間力、地域に寄り添う人材の育成を目指し、母体となる松本短期大学の文化や教育的資源を継承した4年制大学で、長野県の空の玄関である「信州まつもと空港」に近接する場所に位置しています。
学長挨拶

本学は令和3年に看護の智を探求する4年生看護大学として発足し、令和7年3月に一期生を送り出すことができました。新型コロナウイルス感染症のパンデミック、また能登半島地震と豪雨災害などにより、私たちの生活がいつ危機にさらされるか分からない現実が浮き彫りとなりました。さらに高齢化が進む中で、地域における保健医療機関と専門職の役割が一層重要となっています。その背景から本学では、「救急・災害看護学分野」、「地域・在宅看護学(多職種連携)分野」、「公衆衛生学看護分野」の3分野を選択の応用科目群と設定して、キャリアデザインの教育プログラムを組んでいます。保健医療福祉の専門職として、高い専門的知識と技術と倫理観、それに豊かな人間性を身につけて、地域社会のリーダー的立場で貢献できる人材育成を教育目標に掲げています。こうした教育をすすめていくには、地域の多くの保健医療福祉機関のご協力が不可欠であることを改めて認識し、ご支援に厚く御礼を申し上げます。
〒399-0033 長野県松本市笹賀3118
TEL.0263-58-4417 https://www.matsutan.jp/
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