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松本歯科大学

松本歯科大学

松本歯科大学は1972年開学した私立大学で、歯学部、大学院歯学独立研究科、総合歯科医学研究所、附属病院から構成され、1979年には歯科衛生士を養成する専修学校松本歯科大学衛生学院が併設されました。
約23万㎡の広大な敷地に、講義館、実習館、図書会館、学生寮「Campus Inn」、体育館、陸上競技場などの体育施設が設けられ、自然豊かなキャンパスで教育、研究、臨床が融合した専門教育を実施しています。
「良き歯科医師となる前に良き人間たれ」の教育方針のもと、地域医療との連携や多角化する社会構造に対応でき、世界的な視野を持つ柔軟な人材を育成しています。

学長挨拶

松本歯科大学は、長野県・信州松本平に位置(標高707m)する大学です。本学の美しいキャンパスは、我々に人間としての優しさを与えてくれ、地域の人びとの憩いの場ともなっています。「国民の健康・生活を支える担い手」を育てる松本歯科大学の使命は、科学活動の世界的展開すなわち「教育と研究の有機的結合」です。歯科医師・歯科医療の社会的価値は高まっています。今後さらに、口腔管理の重要性がクローズアップされてくるでしょう。厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師統計」によると、2022年、日本の歯科医師数が初めて減少しました。全国の歯科診療所数は、2016年をピークに減少の一途です。今後、要介護高齢者への訪問診療体制の強化、市役所・保健所や総合病院への歯科医師および歯科衛生士の配置は喫緊の最重要課題です。内閣府による「経済財政運営と改革の基本方針2024」(骨太方針2024)では、「医科歯科連携・多職種連携」に取り組む政府の指針がさらに一層強く表明されました。すなわち、「全身の健康と口腔の健康に関する科学的根拠の活用」「国民皆歯科健診の具体的な取組推進」「オーラルフレイル対策」「歯科衛生士・歯科技工士等の人材確保」「歯科領域におけるICTの活用の推進」「有効性・安全性が認められた新技術・新材料の保険導入」などです。従来の歯科医療から「口腔機能管理型歯科医院」へのシフトが必須であり、歯科界の大きな発展のターニングポイントでしょう。今こそ、歯科医師を志望する優秀な若者を増やすことが急務です。日本の未来を左右する歯科医師という尊い職を目指す若者を育てるため松本歯科大学は存在します。是非、一緒に新たな「挑戦」をめざしましょう!

〒399-0781 長野県塩尻市広丘郷原1780
TEL.0263-52-3100(代表) http://www.mdu.ac.jp